簡単! オーバートーンフルートの作り方

今回はPVCパイプで作るオーバートーンフルートを紹介しようと思います。あけましておめでとうございます。


オーバートーンフルート完成図。順を追って作っていきましょう。

まず材料。PVCパイプと丸木。笛の長さは80cmくらいがいいみたいですが適当でも大丈夫です。あとノコギリ、ドリルがあると作業が楽になるでしょう。

まず、パイプの片方を3cmくらいの長さに切ります。
その長さに合わせて丸木も切断。

次に、パイプの頭から4cmくらいのところに穴を開け、写真のような形に切り取ります。この際エッジをシャープにしましょう。(丸くなっているところに息が当たり、音がでます。ここをシャープに。)

このとき、3cmほどに切ったパイプの方も、切り込みを入れます。

次に、丸木の面取りをする感じで角を45度になるように削りましょう。

見にくいですが。

そして、それをパイプに押し込みます。

そこに、短いほうのパイプをはめれば完成!!

こんな形になります。

ね、簡単でしょう?慣れれば10分くらいで作れます。
音が出ない場合はエッジの周辺を調整してみてください。いつかかならずなるようになります。

この作り方を応用すれば、フヤラも作ることができます。
原理さえわかれば応用がきくので、面白くなってくると思います。

これは縦笛的に吹く形になりますが、私が自分で使っているのは横笛スタイル。チューブをつけたミニ・フトゥヤラみたいのも作ってます。

工具がないとちょっとつらいですが、PVCは加工もしやすいので気合でなんとかなるかも?
材料費は300円くらいです。

演奏自体も簡単なので、楽器自作入門にはぴったりの楽器でしょう。

レッツD.I.Y!