ミュージカル・スプーンズ

今回はパッと見ただのスプーン、いや実際スプーンなんですが。
アイルランド発祥のパーカッション、 ミュージカルスプーンを紹介。


完全にサラダのトング的なあれである。

スプーンという楽器は、その名のとおり二つのスプーンを打ち合わせてさまざまなリズムを作り出すパーカッションです。アイリッシュトラッドを演奏するときによく使われます。

スプーンが二個繋がった単純としか言いようの無い構造ながら、そのリズムパターンの豊富さは驚くべきものがあります。

ブラボー・・・おお、ブラボー

この人のは金属製、というかスプーンを二つ持ってるだけですね。
後ろの部分がくっついたもの、木製、など楽器バリエーションとしてはさまざまです。


口に当てて音程を変えてみたりといろいろなテクニックもあります。
この人は全身を使って楽しそうに演奏していますね。この動画いいなぁ。

さて、文献やいい動画が無さ過ぎてイマイチ魅力を伝えきれていませんが、
民族楽器の面白さの一つに、身近にある物が楽器に転化した、というものがあると思います。

そのような楽器は得てしてシンプルでそして自由。楽しければいいのです。

今日からスプーンをはじめてみませんか?楽器として売られているものでも2000円程、手ごろなスプーンがあればすぐにも始められます。

流れてくる音楽に合わせて叩き合わせればあっという間にミュージシャンです。